木楽舎つみ木研究所
木楽舎つみ木研究所の大切にしていること
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私たちは楽つみ木広場を通じて
積み木は子どもの心を育む最高のパートナーであること。
同時に大人の心もやさしく柔らかくしてしまう道具である。
ということを発見しました。
子どもたちは積み木を積む中で崩れることを繰り返しながら、
その時どきの自分の心を積み木で表現しています。
崩れて困ったら、どうして崩れたのかを考え、
工夫を重ねながらどんどん前へ歩いてゆきます。
時に周りの子たちに助けてもらい、積み木の修理をする。
その中で自分のまわりの人々と助け合いながら
生きてゆくことを少しずつ感じてゆきます。
積み木は積んでゆくプロセスが一番大事。
お父さんお母さんにこの時間をじっくり見守ってあげてほしい。
我が子がどのように考え、表現し、困難を乗り越えながら歩いてゆくのかを見てほしいのです。
くじけそうなときは励まし、
子どもたちのわずかな変化を発見してたくさん褒めてあげましょう。
楽つみ木広場でつみ木おじさんたちは子どもたちをもうたっぷり褒めます。
いつも子どもたちの良いところを探しています。
褒められた子どもたちはそれはもう自信に満ちた目で進んでゆきます。
大人だって褒められたいくらいだもの
子どもたちが褒められて嬉しくないはずがありません。
一番近くにいるお父さんお母さんにこそ、子どもたちを褒めてあげてほしいのです。
『お母さんが褒めなくて、誰が褒めるの!』
と積み木おばさんはよく言っています。
我が子の素晴らしさを再発見してほしい。
『あっ!お母さん。ちゃんとボクのこと見てくれてる。期待してるんだ。』
と子どもたちに伝わると、その手と目はどんどん輝きを増し、
たくさんのプレゼントを生み出してくれるに違いありません。
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積み木を通して伝えたいこと
『困っている人がいたら助ける優しさと思いやりを育んで』ということ
楽つみ木広場では子どもたちを独りにはしません。
周りにいるみんなが見守り、声を掛け、助け合います。
こうしたことを通じて子どもたちの心に周りを思いやる気持ちの芽を伝えています。
『やり直しがきく』ということ
崩れても勇気をだして修理をしてみる、
すると今までとは違った積み方のヒントが見えてきます。
人生もやり直しがきく。
それに私たちはモノ作りをする人間だから子どもたちに
『今からモノをゼロから作ることの喜びを感じ取って』と伝えたい。
積み木を積んでいる子どもはもうガウディになったつもり、
レオナルド・ダ・ビンチを超えたつもり。
彼らの中から20年後『オレ建築家をやる!』『表現者になる!』
という子が絶対出てくると信じています。
『笑顔は人から人に伝わってゆく』ということ
楽つみ木広場では見知らぬ人同士ニコニコしています。
その中心には子どもたちと積み木達。
いたるところで笑顔の配達が起るんです。
みんな温かい気持ちになってそれが子どもたちにもきちんと伝わっています。
みんなの気持ちが合わさってみんなが安心できる場所になるのです。
一人では生きられませんもの。
この環境を作ることが木楽舎つみ木研究所の大切な大切な仕事です。
木楽舎つみ木研究所は子どもたちとお父さんとお母さんの
笑顔を応援してゆきながら社会に貢献することを目指しています。